NEWロビンズレッドをリリースするISTANA ARWANA INDAH(イスタナ・アロワナ・インダ)社は、
レッドアロワナの原産地であるインドネシア、カリマンタン島に存在する
数あるアロワナファームの中でも最大クラスの規模の面積と繁殖池の数を誇ります。
その広大なファームからは大量の紅龍が産出され、世界各国に向けて出荷されてきました。

また多数のスモールファームを傘下に持っていたことにより、多様な血統のレッドアロワナを取り扱うことが可能になり、
さまざまな市場の要求に応えることのできる、きめ細やかな繁殖が可能となります。


その面積はなんと100ha以上、実に東京ドーム20個以上の広さを持つ
世界最大級の紅龍ファームである
2008インターナショナルコンテスト表彰式に応援にかけつけた神龍グループ
真ん中:ISTANA ARWANA INDAH オーナーロビン氏
左からminima breeder白倉氏、神龍HOKURIKU 大谷
神龍マレーシア Mr.BOON、叶_龍 田中氏
STANA社オーナーのロビン氏は、巨大な資本力を生かしてお金に糸目をつけずに
高品質な種親を集めてより高品質な個体群の作出にも尽力を行っていきました。
と言うと、よくありがちな説明ですごく聞こえはいいのですが、実はこのロビン氏、
超が付くほどの負けず嫌いで、とにかく自分が一番でなければならないという性格

それはもうナルシストともいえる次元のもので、アロワナ養殖に関しても途方もない金額をはたいてでも
超極上個体を収集して最高級クラスの血統の作出に取り組みました。
ちなみに車や持ち物に至るまで、とにかく全てが最高級でなくてはいけない御仁です。
傘下に数多くのスモールファームを持っていることも、極上の種親収集に一役買っていると言えます。
ロビン氏が獲得した大量のトロフィーと共に。
 左:ロビン氏  右:神龍HOKURIKU 大谷
2008年に入ってからの、
インドネシア国内で行われた大きなコンテストでは、
総合優勝3連覇という快挙を成し遂げている。


普通、アロワナ養殖をビジネスベースで考えるならば、自らのファームで採れたアロワナを種親として育成して、長い年月をかけてその数を増やしていくのが主流です。
通常、この手法を取るファームがほとんどで、堅実なファーム経営と言えますが、刻々と変化する”買い手側の流行”には対応しにくいという面もあります。

それに対して採算面では厳しくなりますが、ロビン氏の取る、常に彼が最高級と考える個体を必要に応じて導入していく手法は、常に時代を先取りしていくことが可能といえるでしょう。
事実、ロビン氏のストックルームには数多くのコンテストで入賞した証のトロフィーが所狭しと並べられていました。
インドネシア、特に華僑の間では、お金以上に名誉を重んじる傾向が強く、
特にロビン氏の先のような性格がこのような養殖法につながっているといえます。
中でもロビン氏は、体の随所に鋭角な曲線を持つ、派手なスプーンヘッドの体型を持つ血統が好みのようで、
特に鳥のくちばしのような口先、翼を広げたような巨大で長い胸ビレ、各ヒレが重なるほどに巨大な後方三ヒレを持つ個体を集め、
限られた一部の超極上個体をスペシャル個体産出池に集めて繁殖を行い、そこで採れた個体を育成、セレクトを行って、
彼が考えられる限りのハイクオリティな個体群を作出して、自らの名前を冠してロビンズレッドとしてリリースを行っています。

そして、過去に日本にも輸入された個体群との差別化を図るために、現在日本国内に輸入される個体は“NEWロビンズレッド”と命名。
さらには、10年ほど前、最高級の辣椒紅龍として日本に紹介された血統の個体もその繁殖池にて種親として使用されていることから、
“伝説の辣椒紅龍 NEWロビンズレッド” として日本のマニアの皆様にご紹介しております。

黄の証明書
赤の証明書
青い証明書
ロビンズレッド・スタンダード
ロビンズレッド
ロビンズレッドSpecial
NEWロビンズレッドの
スタンダードクラスです。
通常の輸入はありません
約20cm前後のサイズで
セレクトされた個体で、
NEWロビンズレッドの代表的なクラスです
約25cm以上でセレクトが行われる、
NEWロビンズレッド血統の中でも
最高級クラスの個体です

あと、”10年前位に流通していたロビンズレッドとは別物なのか?”というご質問をよく頂きますが、結論としては全くの別物です。
約10年ほど前、日本に初めて紹介された頃は、日本では空前の熱帯魚ブームの真っ最中でした。
ブーム後半になると、価格破壊といった家電業界等からの風潮を受け、熱帯魚業界も価格競争の風潮が強まりました。
その頃に日本に持ち込まれたロビンズレッドは、当初、当時として特異なハイボディスプーンヘッド体型を持つ個体でしたが、
その後、とにかく価格競争に勝てる価格の個体群を送りこんでいくという、日本側からのニーズに応える主旨に変化していきました。
結果、品質的には低いものになり、人気を失っていくという事態に向かっていきました。

その後、ロビン氏はこの時の教訓も生かして、とにかく品質の高い血統の作成に取り組んでいくことになります。
そうして生み出された究極の血統が現在のNEWロビンズレッドとなるわけです。

今日はこれまで。。。
次回は『NEWロビンズレッドの特徴、数種類のタイプについて』ご紹介します。
短期間で更新していく予定ですので、まめにチェックお願いいたしますm(_ _)m



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その時に在庫個体がいなくても、随時最良の個体をご案内できるよう努力いたします。
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