そしてその腹ビレがもうあと数mmで尻ビレに届きそうな大きさなんですよね。
普通、とりあえずついてるって感じの腹ビレですが、独立した脳を持っているかのように、
別の生き物のように器用に動いているのが非常に興味深いです。
現在、インドネシアのTOPブリーダー達が理想とする、後方三ヒレが重なるほど巨大な個体。(右上写真参照)
日本への発送に向けての数週間にわたるエサ抜き、長時間にわたる移動、水合わせによって、
現在、発色の色とび、体のやせがやや見られますが、ここからしっかりとコンディションを整えて紹介してまいります。
写真は水槽に入って1時間も経たない状態で撮影したものです。。
写真では濃いめのオレンジに見えますが、日本に到着してパカッと箱を空けた時には驚きました。
”袋の中にちゃんと酸素は詰まっている、あっ、動いた!ちゃんと泳いでいる!よかった〜
・・・しかし。。”
ほとんど黄色に近い位の発色。 そうです、紅龍特有の移動時の色とび。。
しかし、現地にいた時の発色と、その色質感から、
”うん、戻る!” と確信。。。
ほんと、この色とびだけはわかっててもびっくりしますよねぇ。。。
その後、数時間を経て、どんどん色が戻っていき、若い柿色くらいまでは戻りました。
でも、このサイズの個体を朱色クラスの発色にまで戻すのが大変なんですよねー
時間と環境と根気!これが大事です!
色飛びした個体の戻し方の参考になればと、今後の色の変化もお伝えしていこうかと考えています。
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