上の写真は、水合わせ中にノンフラッシュで撮影したものです。
周囲を白のスクリーンで覆った水槽での水合わせだっただけに、ものすごい色の飛びようです。
尾ビレを中心とする後方三ヒレにご注目、赤い縁取りから真ん中に向かうに従って淡い色になっていくグラデーション模様になっています。
このことからも本来の色を100%出せていない状態下では、このようにムラのあるヒレ色をしていることがわかります。
持っている素質を完全に表現している時は、真ん中から縁取りまでベタッとムラなく染め上がっています。
そして極上の発色を見せる個体は、分厚く見える(ほんとに厚い?)濃厚な色のヒレを持ちます。
そしてこの個体達が日本の水に馴染むとどうなるのか・・・?

7.20(Thu)の撮影写真です。フラッシュ撮影ですが水合わせ時の写真とはまるで別物ですね。
今回は、前回よりやや小ぶりの16〜17cmでの輸入となっております。
それもあって、独特のダイナミックなスタイルはまだまだ今からといったところですが、素質は既に垣間見ることができます。
参考までに前回輸入21〜23cm時の個体写真もご紹介しますので参考にされてください。

アロワナをインドネシアから輸出する際には、移動中の袋の中での水質悪化を防ぐために、長い時では1週間強もエサやりを止めます
その状態で日本にやってくるわけですが、人間でも長時間食事を摂らないと、胃袋が縮んで急にはたくさん食べられないようになりますね。
これとよく似た状態にアロワナもなるわけです。それに加えて長距離の移動、全く違う水質への移動と重なるわけですから、輸入とは大変なことなのです。

この状態から、健康な状態に戻して、細った体をガッチリと整えて、日本の水にしっかりと慣らしてあげることが、いわゆるトリートメントと考えています。
輸入後数日経てから調子を崩すこともありますので、当店では輸入直後の販売はしておりません。
輸入直後に袋渡しで購入というような買い方は、よっぽど自信がない限り、避けたほうが無難ですよ。
しばらく混泳状態でストックすることによって、精神的なストレスの緩和と、競争心からの充分な給餌が可能になります。
このような健康な状態の個体を持ち帰って頂くと、自宅でも早い段階でエサを食べてくれます。

今回の輸入個体たちは、現在、物怖じせずに腹いっぱいにエサも食べる状態まで整いましたので、間もなく個別水槽に移していきます。
じっくりと見ていくと色々なタイプがいますので、ご予算、好みの個体のタイプ等をご連絡頂ければ、
おすすめの個体の写真等を送付してご相談させて頂きますよ。