愛娘のKyoko Chanと共に。松村さんの顔もほころびます。Kyoko Chanまた遊びにきてね。
飼育魚
 超血龍 & 過背金龍
〜 超 血 龍 編 〜
2004年12月 約18cm sizeで購入 ’06.2月 約45cm sizeで撮影
ナチュラルなスプーンヘッド体型に
長い胸ビレが目を引く
私はこの個体から静かな美しさを感じます
かなり鮮やかな色合いの発色を見せている
濃いオレンジから朱色に変わりつつある
発色を呈している
撮影中は終始リラックスした泳ぎを見せていた
体長45cmにさしかかるあたりから
頭部にシャクレが見られてきた
本日のBEST SHOT!!
ほんとによく泳いで様々なポーズを見せてくれる
この顔つきの個体に
ほんとに赤い紅龍を見ることが多い
上に上に塗り重ねるように
濃い色味の発色が発現してきている
水槽データ
1,500×600×600 4面黒板水槽 オーバーフロー仕様
換水:週1回 約1/4〜1/5 PHを整える程度に実施 通常PH:6.5〜7.0
24時間水中ライト、上部ライト点灯(水中40W、上部40W)
取材後、約1ヶ月で赤の発色面が更に赤方向に進んだとのこと。
また改めてお伺いして見せて頂きたいと思います。

傾向として、異常にしゃくれた鼻先のタイプは鮮やかな朱色方向に向かう傾向が強く、
より濃い赤の発色を見せる個体は、このてのタイプに多いと思われる。
幼魚のセレクトも、体型面よりもより体色の色素の濃いものを選ぶということに重点をおいて行いました。
この個体の2〜3歳の更なる発色に期待です。

また、この個体の兄弟魚を飼育されている方もいらっしゃるので、
そちらもどのように成長しているかを見せて頂いて比較してみるのも面白いかも。
松村さん、またそちらもお見せできるようにがんばりますね!

過 背 金 龍
2001年7月 約15〜16cmSIZEで購入 ’06.2月 約50cm sizeで撮影
写真ではうまく表現できなかったが
自発光しているかのような赤い眼が印象的だった
パッと見ると金ベタに見えるが
横からの強い光が当たると
鱗底に紫色が浮かび上がる
背頂部にも金色発色が及んできた
ヒレの条に添って入る
金色の粉をまぶしたような発色が美しい
どんどん金発色が進み
ほぼ金ベタの発色を見せるに至った
やや短めのボディが、愛嬌ある印象を与える
水槽データ
1,500×600×600 クリヤー水槽
換水:週1回 約1/4 通常PH:6.5〜7.0
24時間水中ライト、上部ライト点灯(夜間は水中ライトを消灯)
松村家では、飼育水に井戸水を使用されているが、
井戸水は地域によって水質に差があるので、ある程度のデータを把握して使用されるのが望ましい。
松村氏の感想としては、GHがやや高く発色面にどれ位作用しているかは完全にはわからないが、
急激なPHの低下が起こりにくいので、PHの管理はしやすいとのこと。
ピートやブラックウォーターを使用されて硬度の調整を行われている。

金ちゃんが暮らす、150×60×60の水槽は
玄関に設置されている
フライフィッシングにも精通される松村氏。
またBBSでも釣果報告お願いします!
紅龍の水槽はオーバーフロー方式の
ろ過層を使用されている。
    ろ材はセラミックリングとゼオセラを併用。

ミ★ 代表 大谷の一言物申す
今回の取材では、超血龍を購入される時のコンセプト、”どんな体型でもいいから、とにかく赤くなる個体がほしい”という目標に着実に近づいていると感じました。
ご購入頂いてから約1ヶ月程度で脅威の発色を見せ始めたこともあってか、発色面の厚さには約1年の個体とは思えないようなものがあり驚かされました。
これから更に赤発色を目指すにあたって、”とにかく綺麗でこなれた(古い)水”の維持を心がけてください。
よく言われることですが、これがなかなか難しい。。また何でもご相談ください。
色味を重視されている松村さんですが、画像掲示板に投稿して頂いている写真の経過から見て、最近になって急速に体高さも出てきているように思いますのでそちらの方もがんばってみてもいいかもですね。

金ちゃんはほんとに愛嬌のある体型で見ていて可愛らしさがいっぱいですね。
購入当初、ここまでの金底の個体に仕上がるとは予想していませんでした。
最近あまり目にすることが少なくなった丸顔の旧タイプの過背金龍ですが、やはりこの手の個体の金属のような金発色は見事ですねー
私的には、真っ赤な眼がほんとに印象的でした。これからも大事に飼育されて、更なる変化を見せてください。
今後は、ぜひアロワニアにも登場していってください。

また、きょうこちゃんといっしょにご来店、行事にも参加してくださいね。お待ちしています!