神龍では、1998年よりスラバヤYUKI氏の産み出す超ハイクオリティ個体群”スラバヤレッド血統”を
厳しい現地セレクトのうえ、自信を持って日本の皆様にご紹介して参りました。
しかし、YUKI氏は近年の中国、台湾をはじめとする世界各国の膨大なアロワナ市場の需要に応えるべく
MITRAファームのビンセント氏とパートナーシップを結び、アロワナの大量生産、各国への大量輸出を開始しました。
最近では、さらに生産力を上げるためにYUKI氏もビンセント氏のファームに親魚を提供するという形を取りはじめ
YUKIファームとビンセントファームの親魚の区別が付かなくなり
また、質より量という考えのもと、スタンダードな個体群との交配も行われるようになってしまいました。
その結果、神龍が2005年12月に行いました現地選別の際に、
YUKI氏産出の幼魚群にて明らかなクオリティーの低下を感じ、
YUKI氏のハイクォリティー個体、”スラバヤブランド”として日本のマニアの皆様に
従来通りご提供していくことは不可能であるという決断に至りました。
これまで、常に最高の品質を目指してきたYUKI氏の今回のビジネス思考の決断は非常に残念です。
神龍がこれまで輸入して参りました超血龍個体群は、
今回の問題以前に自信を持って現地セレクトしてきた個体群ですので、
現在飼育されている方々はご心配なく育てあげていってください。
神龍では、今後さらにスラバヤブランドの品質がスタンダード化することを予測し
YUKI氏産出の個体群は神龍ブランドのスタンダードレベルである”超炎龍”としてリリースして参ります。
当社の輸入するスタンダードレベルは、市場に多く出回る同価格帯のレベルを上回ると自負しておりますが。。。
当社が販売致します”超血龍”とは
”常にその時代におけるTOPクオリティでならなくてはいけない”という理念に基づき
2006年度より国内完全未入荷の超希少個体群、”Arief Gautama氏”の産み出す
純血辣椒紅龍をリリース開始致します。

〜 現地の養殖場、生産方法考察 〜
大量生産と少数のみの精鋭生産とは皆様が想像される以上に大きな差があります。
最近流行のレッドビーシュリンプや、グッピー、ディスカスをコンテストを目指して繁殖をされた方はよくおわかりかと思いますが、
”大量に増やす”という目的と、”より良い個体を作り出す”では選別作業も含めて方向に違いが生じるのです。
究極の素晴らしい個体を累代繁殖していくのは、非常に難易度の高い作業です。
現地では、同一の養殖場産出の個体でも数段階のグレードに分けられて、そこに価格差があることも付け加えておきます。
ほんとに素晴らしい個体は、現地でも非常に高価で売買されており、そのクラスの個体を種親とすべく
養殖レベルの個体数を揃えるとなると、どれ程の金額になるかは容易にご想像できるかと思います。
それ故、価格が通常のものよりも高価になるのです。
職人の手により、一個ずつ作られるブランドバッグと、
工場で大量生産される安価なバッグの違いとある意味似たところがあると思います。
大量生産の池にも良質な親もいますし、日本から大量に発注した場合
そこにはそのような親から採れた稚魚も含まれる可能性もありますから
安価な個体の中から目利きによって、良質の個体をセレクトできる可能性も確かにありますね。
より確実に極上の個体を手にするには、極上の種親から産出された個体群の中から選ばれるのがより確実であると思います。
しかしながら、より良いものを追い求めるのは確かに楽しいですが、ご自身がご用意できるご予算の中で、
より良く、また自分が気に入った個体を選んで
じっくりと付き合っていくということが、私おすすめのアロワナホビィストであることを付け加えておきます。
はっきり言って今まで築きあげてきたブランドネームにあぐらをかいて販売を続けていく方が楽な選択だと思います。
今回のNEW超血龍の養殖場変更は、より良いものを販売していきたいというプライドに基づく決断とご理解ください。